きょうの豆知識
立冬(りっとう)
11月7日は立冬です。この日から季節は冬に変わります。立冬から来年2月3日の節分まで、暦の上では「冬」となります。 西日本などでは、まだ暖かくなる日もあって、冬を実感するのはもう少し先になりそうですが、冬の訪れの早い北国や標高の高い山々からはすでに初雪や初冠雪の便りが届きはじめています。 二十四節気の立冬から大雪(たいせつ)にかけての初冬の季語に、「冬浅し(ふゆあさし)」「冬めく」といった言葉があります。 今ではあまり聞かなくなりましたが、「冬浅し」とは、もう冬に入ったけれども一方でまだ秋に未練があるような、そんな気持ちをあらわした情緒的な言葉です。これといって目に見えるものではないけれど、感覚的に秋と冬との季節の変わり目を表現しており、趣を感じます。 また「冬めく」は、「冬浅し」の日よりもやや時間が経つけれど冬本番ではない、でもしっかりと冬を感じられるようになってきたことを表している言葉です。 「冬浅し」や「冬めく」など、短い表現の中にも、日本独自の繊細な季節感が含まれているのですね。
氷がはるのはいつ頃から
立冬のころは「水始めて氷る(みずはじめてこおる)」と言われるように、氷が張るころでもあります。 しかし、実際には南北に長い日本列島では氷の張り始める時期にはずれがあります。では、いったいいつごろに氷が張るようになるのでしょうか。 北海道の大部分と東北の山間部、また東日本の山岳地域では10月のうちに初氷が観測されます。11月になると、東日本の広い範囲、中国地方や九州地方の一部でも、初氷が観測されます。 そして、冬本番の12月にもなると、日本列島のほとんどで初氷が観測されるようになります。 このように暦の上では冬といっても、全国的に冬の到来が告げられるまでには、まだすこし間があるようです。
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